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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- ウェブ活用を考える時に、最初から「ウェブで何をするか」と発想すると失敗しやすい理由が分かる。
- 大事なのは手段から入ることではなく、目的に対してどんな選択肢があるかを広く考える姿勢です。
- 社内で本当に鍛えるべきなのは、選択肢を持つ力と、外部パートナーの成果物を検収する力だと理解できる。
- 納品をゴールにせず、運用まで含めて一緒に作る姿勢が、ウェブを使いこなす会社を育てると分かる。
ウェブ起点で考えると視野が狭くなる
ウェブを活用したいと思うと、多くの会社が最初に「ウェブで何ができるのか」を調べ始めます。SEO、広告、SNS、ウェビナー、WordPress。たしかに自然な入り口ですが、この回ではその入り方がむしろ失敗の元になりやすいと語られています。理由は、最初から枠を狭めてしまうからです。
部品から入ると全体が見えない
経営層や事業責任者の立場で必要なのは、個別手法を深掘りすることより、目的に対して最適な選択肢を並べることです。販路拡大をしたいのか、営業効率を上げたいのか、既存客対応を改善したいのか。そこを飛ばして「SEOをやる」「SNSを始める」と手段から入ると、もっと合う打ち手を見落としやすくなります。
気後れが判断を鈍らせる
もう一つの落とし穴は、ウェブを専門外の世界として見てしまうことです。詳しくないから口を出しづらい、専門家が言うなら正しいはずだ、と遠慮が入る。すると、必要な確認も十分にできなくなります。この回では、そこに気後れしないことがかなり大事だと繰り返し語られています。
手段は後から現れる方が健全
ではどう考えるべきか。答えは、先に目的を置き、その後で選択肢を広く出すことです。その中の一つとしてウェブ施策が自然に出てくる形が、最も健全だと考えてはどうでしょうか。
まずは目的と選択肢を並べる
たとえば販路拡大なら、DMの送り方を変える、紙媒体の打ち出しを見直す、広告を使う、メディアを立ち上げる、というように選択肢を並べてから考える。その結果として、今回の状況ならウェブ広告が合う、情報発信なら自社メディアが合う、と判断する方が無理がありません。ウェブは目的そのものではなく、あくまで使う道具です。
一瞬の成果より仕組みを残す
手法だけを拾ってくるやり方は、短期的には当たることがあっても、自社に仕組みとして残りにくいとこの回では指摘されています。うまくいっても再現できず、利益の多くを外部へ持っていかれることもある。時間がかかっても、自社の中に判断の型を作る方が結局は強い、という話です。
社内で鍛えるべきは二つの力
この回では、一般的な会社がウェブ活用のために本当に持つべき力は大きく二つだと整理されています。全部を内製することではなく、選択肢を持つ力と、納品物を検収する力です。
引き出しを増やす
まず必要なのは、困った時に選べる手札を頭の中へ増やしておくことです。情報収集をし、必要なら小さく試し、OJTのように一緒に進めながら成功と失敗の感覚を蓄積する。食べてみないと味が分からないのと同じで、情報を読むだけでは判断力はつきにくい、という例えもこの回らしい実感です。
遠慮せずに検収する
もう一つは、外部パートナーが出してきたものを「よく分からないけれどOK」にしないことです。なぜこうなったのか、想定と違うのはなぜか、この仕様で運用しやすいのか。そうした質問を遠慮なく重ねることで、自社の検収力は上がっていきます。説明を受けてなお分からなければ、それは自分が悪いのではなく説明の不足だと思ってよい、という姿勢は大事です。
納品後こそ本番になる
ウェブの仕事では、公開や納品がゴールだと思われがちです。しかしこの回では、そこはむしろスタートだと強く語られています。運用期間の方が長く、価値もそこで決まるからです。
運用まで含めて一緒に作る
よい会社は、納品後に現場がどう使うかまで含めて設計します。たとえば、練習用のコピーを用意する、入力しやすい外部フォームを作る、後から困りそうな点を先回りして整理する。そうした視点がある会社と組むと、自社の理解も深まります。
丸投げより、自社で回る形へ
中小企業が全部を自分でやるのは現実的ではありません。ただ、頭とお尻を押さえることはできます。つまり、何をしたいかを持つことと、出来上がったものを見て運用の視点で判断することです。そこさえ外さなければ、真ん中の実装は外部の得意な会社に任せてもよい。この考え方が、ウェブを使いこなす会社へ近づく道筋になります。
まとめ:ウェブを忘れて活用を進める
ウェブ活用を成功させたいなら、最初に「ウェブで何をするか」を考えすぎない方がうまくいきます。先に目的を置き、広く選択肢を出し、その結果としてウェブ施策が選ばれる形が自然です。そのうえで、社内では選択肢を持つ力と検収する力を鍛え、納品後の運用まで見据えて外部と組む。ウェブを特別なものと考えすぎず、事業の中の一つの手段として扱えるようになることが、結局はいちばん強い活用につながります。
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