[NEWS/22/9/3]中小企業はどうPRすべき?広告とPRの違いとオススメの方向性

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。今回は、中小企業が広告と PR をどう考え分けるべきかを整理します。結論から言えば、両者をきっちり分けることより、自社の商圏に合った伝え方を選ぶことの方が大切です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • 広告と PR の違いを、中小企業向けの実際の現場感覚で整理できる
  • 都市圏と地域商圏で、有効な見せ方が変わる理由が分かる
  • 地方や郊外の企業が、無理に攻めた PR をしなくてよい理由が見えてくる

広告とPRの大づかみ

私は、古典的な整理として、広告は「何かだったらうちです」と自分から言うもの、PR は「何かといえばここだよね」と第三者や世の中の認識の中で位置づけを作るものだと説明していました。ただ実際には、記事広告やインフィード広告のように、広告でありながら PR 的な狙いを持つ手法も増えており、境界はかなり溶けています。

そのため、言葉の定義にこだわりすぎるより、自社にとって必要なのはどんな印象の積み上げなのかを考えた方が実際の現場的です。

都市圏で効くドライな伝え方

人も競合も多い都市圏では、情報が常にぶつかり合っています。こういう場所では、何といえば自社なのかをダイレクトに刷り込むドライなやり方が必要になります。商品カテゴリや悩みと自社名を強く結びつけ、何度も伝える。選挙の名前連呼が分かりやすい例ですが、情報量が多い場では、まず頭に残らなければ始まりません。

この回では、ふわっとした良い印象だけでは埋もれやすく、明確な結びつきを作ることが優先されます。

地域商圏で効くウェットな積み上げ

一方で、地方都市や郊外のように地域商圏が前提になる場合は事情が変わります。同じように強い売り込みを繰り返すと、かえっていやらしさや不信感につながりやすいからです。こうした地域では、「何の会社かはぼんやり分かるけれど、感じのいい会社だよね」というウェットな印象の積み上げの方が効きやすくなります。

たとえば、地域の公共施設の手入れに関わる、身近なところで助ける、親切に対応してもらった記憶が残る。そうした小さな接点が後から効いてきます。実際、私のお客さまでも、地域での貢献活動が積み重なった結果、「前から印象が良かったから」と相談につながるケースが多いそうです。

中小企業が取るべき方向

だからこそ、地方や郊外の会社が PR を考えるとき、都会のやり方をそのまま持ち込まない方がよい場面が少なくありません。派手な戦略 PR や攻めた露出施策より、地域の人が自然に良い印象を持つ活動を積み上げる方が、長い目では資産になります。しかもその手触りは、外部の会社より自社の方がよく分かっているはずです。

広告をやめる必要はありませんが、PR を足すなら、売り込みを強くする方向ではなく、地域の中での信頼を厚くする方向で考える。その方が商圏との相性が良くなります。

まとめ:PRは商圏に合わせて選ぶ

広告と PR の違いを厳密に線引きすることより、自社の商圏でどんな印象形成が効くかを考えることが重要です。都市圏ではドライに結びつきを作る発信が必要になりやすく、地域商圏ではウェットな好印象の積み上げが資産になります。中小企業ほど、どこで戦っているのかを踏まえて、伝え方の重心を決めるべきです。

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