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今回の内容について
みなさんこんにちは。ラウンドナップコンサルティング代表の中山です。本日もポッドキャストのほうを始めさせていただきますので、ぜひ最後までお聞きください。
今回はタイトルにもありますが、「施策の記録の重要性」というところをお伝えできればと思います。これが結構なかなかできていないところが、やはり多いなと思うのですが、とても大事です。
今まで自分たちが、いつ何をどこでやったのかというところを、きちんと記録しておくということの重要性ですね。特に成果を早く出したい、何とかしてうまくいきたいという方、或いはそういった企業にありがちなのですが。
新しい施策を打つことに集中しすぎて、過去に行った施策の検証、それが果たしてうまくいっていたのか、それとも予想外の方向にいってしまったのか。
その予想外というのも、予想外にうまくいったのかもしれないし、予想外にダメだったのかもしれない。そういったところの検証をどうしてもおろそかにしがちです。
焦っている場合は、何かやってみた、効果が出た、効果が出ない、目標達成できない、だったら次の手をやってみよう、今度はこれをやってみよう・・・といったように、前のめり前のめりに進めてしまいがちです。
しかしそれだと結局堂々巡りで、変わらなかったりするんです。下手な鉄砲も数打ちゃ当たると言いますが、WEBで下手な鉄砲も数打ちゃ当たるのは、数を打つだけで大変ですので。
やはり何度もゆっくりじっくり、狙って、どうやったら真ん中に当たるのだろうということをため込んでおくことが大切です。そのときにやはり、一番やらなければいけないのは、過去に行ったことの記録なのです。
例えばサイドバーのバナーを変えたのなら、何月何日何時にサイドバナーのデザインをこれからこれに変えたと、スクリーンショットか何かを撮ってですね。
大事なのはその事実だけではなくて、意図とか、なぜそれをやったのかも書くことです。「なぜこれをやったかと言うと、こういう文章がPPC広告で響いているから、同じ文章を使ったほうが効果があるのではないかと思って変えた」とか。
そのあとにさらにできれば、これによってこの数字が上がるのではないか、というところも書くといいですね。
例えば先ほどのバナーの話であれば、バナーのリンク先のページビューですとか、そのバナー自体にクリックイベントを設定して、クリック数を測ったり。
そういったことも一緒に書いておけるといいですね。
まとめると、「日時」「何を変えたのか」「誰が変えたのか」「なぜ変えたのか」「それによってこうなるはずだという仮説」これをまとめてエクセルや、お勧めはゴーグルのスプレッドシートですが、そういったものに書いて、それをチーム全員で共有する。
それをまた定期的に見て、行ったこれはうまくいっていっているのかな、うまくいっていないのかな、というのをチェックする。これを繰り返していくことによって、どういうことをやったらうまくいくのか、どういうことは効果がないのか、というのがどんどん分かるようになってきます。
これは新しく施策を行うよりも、むしろいろいろ成果が出やすくなることが多いです。どうしても早く成果を出したいということで、いろいろなことをやってしまいがちなのですが、それよりは絞って、絞った上でその施策でこの成功を、何度も何度もPDCAをまわして成功させる。
そちらのほうが、有意義な結果になることが多いです。そしてノウハウも溜まります。なのでぜひ記録をとる、必ず振り返ってそれを糧にする、これを行っていただくことをお勧めします。
結構やはりあれもこれもやったけれどダメだった、みたいなご相談を受けたりするのですが、たいがいのケースはみなさん振り返っていらっしゃらないんですよね。
「実際何をやったのですか?」と聞くと、「もう忘れちゃった」と。こうなるとあとから検証もできませんから、全くの無意味と言ったら失礼なのですが、あとの資産にはならない行動だった、と言うことになってしまいます。
あとあとにノウハウとして残すためにも、必ず記録を残して、それに基づいた振り返りというものを行うことを、本当にお勧めします。
恐らくそれだけで全然いいとおもいますし、できればその行ったことを勉強会みたいなかたちで、全員でディスカッションをして、その上で今度何をやろうかという話にしていくと、もっと良い案が浮かぶのではないかと思います。
ぜひ記録をとってみてください。では記録をどうやってとるかですが、私はやはり先ほども言いましたが、クラウドですね。
クラウド系のサービス、グーグル系が一番楽かなと思います。それ以外に何か、会社で入れているもの、例えばセールスフォース、サイボウズみたいなものがあれば、その中でできるものがあれば使ってもらえばいいですし。
そうでなければ、グーグルのスプレッドシート。クラウドが難しいということであれば、エクセルとかですね。この場合は定期的にバックアップをとることが大事ですが、そういったものを使って行うほうがいいのではないかと思います。
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