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今回の内容について
今回は2017年7月にリリースされた、GooglePosts…その正体とは?ということをお話します。
結果としてはGoogleマイビジネスユーザーが自分のビジネス情報と一緒に最新情報をリリースできる「投稿」機能としてリリースされました。路面店・店舗運営・地域商圏の商売の方は必須かもしれません。
Googleの検索結果画面に情報を追加できる「GooglePosts」
検索結果画面の占有率というのは、ものすごく検索エンジンからの集客に影響する部分です。この画面の中をいかに広くおさえるかが重要です。
自分達のお客さんになりそうな人たち、つまり見込み客や潜在客となる人たちの目につくところに、自分達の存在というものを置いておくことが、検索エンジン経由できちんと集客するためには重要です。
この画面内の戦いは従来、リスティング広告、ショッピング広告、ナレッジグラフ、アンサーボックス、そして自然検索によって陣取り合戦が行われていました。
その中にあらたにひとつ、ポジションが増えるのが、今回ご紹介する「GooglePosts」です。
Googleマイビジネスの一機能として追加された投稿機能
これは、2017年7月にリリースされた機能です。
店舗を経営している人やビジネスを行っている人以外には、関係ない機能です。なぜかというとこれは「Googleマイビジネス」という、主としてローカルビジネスの人たちが使うツールの中で提供される機能だからです。
Googleマイビジネスは、私たちが検索をしているなかで自然と触れているものです。
例えば、行きたいお店が決まっている場合、そのお店の店名を検索すると、そのお店の営業時間や写真、地図などの情報が出てきますね。モバイルの検索であれば、一番上に出てきますし、PCでは画面右側に出てきます。
店名を指定した場合以外にも、周辺にある地域情報を出すのが適切だとGoogleが判断した検索クエリ、つまりは地域商圏関係のビジネスの検索クエリであれば、店舗がリストアップされて出てくる状態を見たことがある方も多いでしょう。Googleマップとも結びついています。
このときに、Googleに掲載される情報を、店舗側が適切に管理するためのツールが「Googleマイビジネス」という無料のサービスです。Googleの純正のサービスですね。
ローカルビジネスにとっては有用なGoogleマイビジネス
今まで、Googleマイビジネスでは、ビジネス情報の管理、クチコミの返信などの管理、関連づけたYoutubeチャンネルのパフォーマンスを見たり、Googleアナリティクスと関連付けることでアクセス解析の結果が見れたり、といったことができました。
また、インサイト機能として、Google検索でいったいどれぐらい閲覧(インプレッション)されたのか、店名で検索されたときの数値やそれ以外で検索されたときの数値がどれくらいかがわかる、また、そこから実際にどれぐらいクリックされたのかわかる、といった機能もあります。
このようにGoogleマイビジネスは、ローカルビジネスをやっている方には、有用なものです。
検索結果のビジネス情報を見てサイトを訪れる方は少なくないので、その管理を行うことはとても重要といえます。
Googleマイビジネスへの機能追加
Googleマイビジネスには、立て続けに機能追加がされています。
そのひとつめは「ウェブサイト」といって、簡易的なウェブサイトを作る機能です。これはさほどインパクトはありませんでした。
もともとウェブサイトを持っている企業さんが多いことや、この機能で作ることができるウェブサイトがあまりよくできたものではないということがあります。また実用的にもそれほど考えられたものではないということで、あくまでおまけ機能だと考えられます。
ただし、これは後から述べる、Googleサイトの復活やパワーアップといったことにからめて考えると、「これからのGoogleの姿勢」が見えてくるという点では重要な機能追加です。
そして2つ目が今回の「投稿」「Post」といわれる機能ですね。
続きはPodcastをお聞きください。