今回の内容について
今回は、消費者庁の措置情報は必見、 生産性アップは内面から、という内容を中心に11月1週のニュースで押さえて頂きたいポイントをまとめています。
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エピソード詳細
今回は、11月第1週のニュースについて、経営者の方々、WEBに関わる担当者の方々におさえておいていただきたいポイントを解説します。
メインは、消費者庁から出ている優良誤認に関するガイドラインについての話題です。
「株式会社ARS及び株式会社リュウセンに対する景品表示法に基づく措置命令について」ということで、ウェブサイト上の表記に関して、不当に優良だと誤認させるような内容があったということで、消費者庁から措置命令がなされています。
これは他人事として聞き流してしまうのではなくて、皆さんも、そういうことは絶対に気をつけなければならないんだという観点で見ていただきたいニュースです。
ぜひ消費者庁のホームページ内の報道発表資料から、実際の資料(PDF)をご覧ください。
ではこの話を詳しくする前に、軽いニュースをひとつご紹介しておきましょう。
日本人の座りすぎ解消に一役買うか「コクヨの揺れるイス」
コクヨは文房具のイメージが強いかもしれませんが、オフィスチェアなどのオフィス用品にもブランドがあります。
その中で変わったイス、バランスボールをイスにしようという発想とつながっているのかもしれませんが、「揺れるイス」というものが発表されました。
「コクヨ 揺れるイス」等で検索していただくと、検索結果に動画が出てくるはずです。
見ていただくとわかるのですが、ゆっくりとした動きで座面が動いています。「グライディング・メカ」という名前の機能を搭載しているそうです。
このイスが何を解消を目指しているかというと、「日本人の座りすぎ」です。
日本人は、先進国主要7カ国の中で最も座っている時間が長く、身体的なリスクが高いことがわかっています。座りっぱなしは脳の活性化にも悪い影響があるという研究結果もあります。
であれば、座ったままで、ウォーキングしたり運動するような効果が出る、そんなイスを作りたいということが元々の考え方のようです。
身体のコンディションが労働生産性を左右する
動画を見るとかなり動いています。これだけ動きっぱなしだと目が疲れそうな気もしますが、動くことによって脳が活性化されて身体的な部分もケアされるのであれば、相当、労働生産性が上がるのではないでしょうか。
日本で生産性を上げようというと、どうしてもツールを入れましょう・仕組みを変えましょうといった、外部の機械などを使って取り組む方向へ行きがちです。
ですが、実際は、人間のモチベーションなどが大きく作用すると個人的には思っています。モチベーションの維持には、考え方や身体的なケア、科学的に証明されている範囲での脳の活性化などを追求していくことも、オフィスワーカーとしてはやっていかなければいけないことでしょう。
価格的には税別8万8,000円~と高価ですので、この揺れるイスを導入することは簡単ではないでしょうが、管理者の方としては、業務時間内に身体を動かす時間を取り入れるなど、労働生産性を上げるための取り組みは、今後欠かせないのではないでしょうか。
気持ちよく働いている状況は、アウトプットもよくなりますし、コミュニケーションもよくなります。
働く側としても、自分のコンディションがどんなときにもっともよくなるのかを把握しておくことは大事ですね。
私も、どういう状況だと自分の頭が一番働くか、どういうときはまずいのかというのは常に意識するようにしていて、最高の状態に近づけるようにメンテナンスしています。
「なんとなく調子が悪いから、今日は乗らないんだろうな」というふうに思うのではなくて、なんでそうなんだろう、調子のいい日と悪い日は何が違うんだろうというのをぜひ、考えるようにしてほしいと思います。
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