今回の内容について
今回は、東京都が作ったサイバーセキュリティ本は必見、という内容を中心に11月3週のニュースで押さえて頂きたいポイントをまとめています。
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エピソード詳細
今回の放送を公開しているのが11月22日ということで、あと1ヵ月後にはすっかり年末ですね。
この1年という区切りのなかで、今年中にこういうことがやりたかったなぁということもあれば、すでに来年のことに目を向けている方もいらっしゃるでしょう。
12月を消化試合にせず、やるべきことをやり続ける
実は12月は最も、いろんなタスクが先送りされやすい時期です。それは1月以降の予定を立て始めてしまうと、「これは年内はムリだから来年に持ち越してしまおう」と考えがちだからです。
そうしていると、12月がただの消化試合の期間になってしまって、12分の1という大事な期間が無駄になってしまいます。
12月は12月でやるべきことをやるという心構えでいることをおすすめします。とくに経営者層、マネジメント層は、下から上がってくる計画書などがそうなっていないか注意してみるといいのではないでしょうか。
例年12月は、相談してこられる方の案件も、ものすごく重要で急なことか、日々やっていなかったことが積み重なってやりたいというだけだよねというケースが増えます。それはよくない状態なので、12月も最後まできちんと平常運転をすることを考えていただきたいですね。
それは弊社にも言えることなので、今頑張っています。
さて、今回は、サイバーセキュリティについて面白い情報があったのでお伝えしていきます。
サイバー攻撃は中小企業にとっても対岸の火事ではない
サイバーセキュリティというと、中小企業には必要ないと思われていたり、自分のところは零細だから攻撃されるようなことはないと考えている方が多いようです。ところが、そんなことは関係ありません。
大企業だから攻撃を受けるというものではなく、ランダムに攻撃されていますので、どんな企業でもホームページを公開していれば、サイバー攻撃にあう可能性が充分にあります。
大企業であれば、対応する体制がきちんととれていることが多いのですが、中小企業の場合は、それ以外の部分にお金が回ってしまって、なかなかサイバーセキュリティ対策には手がつけられないということがあります。
実際、専門的な知識がないと、なかなか対応ができないので難しい部分もありますね。
そんな中で、日本ではなくアメリカの「Uber」、一時期話題になったタクシーの配車サービスですね、ここで5700万件の個人情報が2016年の10月に流出していたというニュースがありました。
情報は外部のクラウドサービスに保存されていたということで、社外の2人の人間がその情報にアクセスしてダウンロードしたということで、問題になっています。
また、アメリカ政府から、北朝鮮によるマルウェアが来るかもしれないというアラートが発令されたというニュースもありました。
サイバー攻撃というのはコスト的には優れているんですね。優れているという表現はどうかとも思いますが、実際に戦争を起こすのは非常にお金がかかります。対してサイバー攻撃はウイルスを作って送るだけでできてしまうんですね。
なので、追い詰められた国家がサイバーを使って攻撃してくるのは考えられることで、対岸の火事とは言えません。
東京都産業労働局の『サイバーセキュリティガイドブック』
これにタイミングを合わせたわけではないでしょうけれども、東京都・経済産業省などが、それぞれサイバーセキュリティに関する情報を出しています。
東京都産業労働局が出している中小企業向けサイバーセキュリティの情報では、挿絵にゴルゴっぽいアニメを使ったマンガのような形でサイバーセキュリティの基本を説明していく小冊子が配布されています。
東京都の商工会議所などに所属している場合は印刷したものが届きます。入っていない方でも、コールセンターに連絡すれば送ってくれるそうです。
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