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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- お客さまの声や成功事例を、表面の数字だけで信じずに読むための視点が身につく。
- 成功した人自身の力と、市場環境の追い風を切り分けて考える重要性が分かる。
- 事例分析を自社の勝ち筋づくりにつなげる考え方・方向性を持てる。
事例は真実でも、そのまま再現できない
お客さまの声や制作事例は、たとえ内容が本当だったとしても、そのまま自社の未来を約束してくれるものではありません。この回のお伝えしたいことはとても、見るべきなのは「成功した」という結果そのものではなく、その結果が何によって生まれたのかという条件です。そこを外すと、同じ業界、同じ規模の会社が載っているだけで、自分たちも同じようにいけるはずだと早合点してしまうんですよね。
成功者自身の力を見抜く
とくに注意したいのが、もともとどんなツールや会社を使っても伸びたであろう人が成功事例になっているケースです。マニュアルや教材を片っ端から読み込み、自分で勉強し、時間を忘れて試行錯誤できる人は、それだけで強い。そういう人が載っている事例を見た時は、サービスの力だけでなく、その人自身の努力やビジネスセンスがどれだけ大きかったかを読まなければなりません。
市場が弱かっただけの可能性
もう一つの落とし穴は、成功の理由がサービスの強さではなく、周囲の弱さにあったケースです。たとえばSEOで上位表示された事例でも、当時の競合がほとんど対策していなかっただけなら、同じことを今やっても再現性は低い。成功事例は現在の市場の中で読み直さないと危険です。
古い順位と古い環境の罠
昔の事例がそのまま載り続けている場合は、いま検索しても本当に上位なのか、競合はどの程度強いのかまで見たほうがいい。中には、かつては一位でも今は圏外に落ちていたり、サイト自体が消えていたり、別の会社に依頼し直していて、その会社の成功事例とは言いにくくなっていることもあります。事例を見る側が少し手を動かすだけで、読み取りの精度はかなり変わります。
分析すると自社の勝ち筋が見える
この回が単なる注意喚起で終わらないのは、事例分析そのものに大きな価値があると示しているからです。なぜその会社はうまくいったのか、逆にどんな条件なら失敗しやすいのかを見ていくと、自社がどこを狙うべきかの感覚が育っていきます。これはミスマッチを避けるためだけではなく、自社の戦略を組み立てる材料になります。
成功条件と失敗条件をためる
コンテンツの作り方、見せ方、競合との位置関係、継続の仕方。そうした要素を他社事例から拾い集めていくと、ただの感想ではなく、自分なりの判断軸ができてきます。成功事例を「すごい」で終わらせず、「なぜそうなったのか」を見にいくことが、そのまま自社の勝ち筋づくりにつながるという回です。
まとめ:事例をうのみにせず、条件を読む
お客さまの声や成功事例は、真実であっても万能の証明ではありません。成功した人自身の力が大きかったのか、当時の市場が甘かったのか、いまも通用しているのか。そこまで見て初めて、参考にしてよい情報になります。そして、その分析を重ねること自体が、自社の打ち手を考えるための訓練になります。事例は信じるか疑うかではなく、条件を読むものとして扱うのが重要です。
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