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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- 中小企業がSEOで迷いやすいのは、情報の多くが推測ベースで、しかも規模ごとに前提が違うからだと分かる。
- SEOは無料ではないが、社内の時間を資産化しやすい集客手段として取り組む価値がある。
- 最初の一手はテクニック探しではなく、顧客の検索意図に沿ったコンテンツづくりである。
- その後にSearch Consoleなどを使って認識、順位、改善を回していくのが現実的な進め方である。
SEOが分かりにくくなる前提
中小企業がSEOで悩むのは当然です。アルゴリズムはブラックボックスですし、世の中に出ている情報の多くは第三者の推測や観測にもとづいています。しかも、その情報がどの規模のサイトに向けた話なのかが混ざりやすいので、余計に混乱します。
大企業、個人、地域企業では前提が違う
大企業の巨大サイト、個人のアフィリエイトサイト、中小企業の地域商圏サイトでは、ベストな打ち手がかなり違います。ドメインを飛ばしても作り直せる立場と、会社の看板を背負って長く運用する立場では、選べる施策が違って当然です。まずそこを分けて考えないと、情報に振り回されます。
だからまずテクニックを忘れる
あれをやった方がいい、これが今熱い、といった話はどうしても目に入ります。ただ、中小企業が最初にやるべきことは、そうした小技を追いかけることではありません。土台を作らないままテクニカルな話へ入ると、仮に順位が動いても、その先でお客さんを受け止められません。
SEOは無料ではないが、取り組む価値は大きい
SEOはよく無料の集客手段だと言われますが、それは正確ではありません。広告費が直接は出ていなくても、人が動けば人件費はかかっています。それでもなお中小企業に向いているのは、その時間を社内でひねり出しやすく、しかも積み上げたものが後で資産になりやすいからです。
社内の時間を集客資産に変えやすい
たとえば一日かけて作ったページには、当然そのぶんのコストがかかっています。ただ、広告のように止めた瞬間にゼロに戻るものではなく、良いページならしばらく人を連れてきてくれるんです。追加予算を大きく組みにくい会社でも取り組みやすいのは、この性質があるからです。
短期勝負ではなく半年から一年の視点
一方で、すぐ結果が出る施策ではありません。早ければ半年ほどで変化を感じることはありますが、腰を据えて一年くらいは見るぐらいの方が現実的です。そこで焦って別の小手先へ走らないことも大事です。
最初の一手は顧客起点のコンテンツ
では何から始めるかというと、お客さんがどんな言葉で調べ、どんな情報を求めているかを洗い出し、それに応えるコンテンツを丁寧に作ることです。SEOの出発点は検索エンジンではなく、お客さんの頭の中にあります。
検索語を起点に必要情報を整理する
お客さんが入力しそうな言葉を出し、それを補助ツールなどで広げながら、どんな悩みや目的があるのかを考える。そのうえで、最初のつかみはどうするか、どんな順序で説明するか、タイトルやディスクリプションはどうするかを決めていきます。ページを作る時点で、もう勝負は始まっています。
足りないのはサービス紹介より、その手前の情報
多くのホームページには、会社概要やサービス紹介や事例はあります。けれど、お客さんが最初に知りたいこと、その次に比較のために知りたいこと、その間を埋めるコンテンツが足りません。ここを増やしていくことが、自然検索を伸ばす近道です。
認識、順位、改善を地道に回す
コンテンツは作って終わりではありません。検索エンジンに正しく認識され、狙った言葉で上がり、必要なら修正するところまで含めてSEOです。
Search Consoleで状態を見る
インデックスされているか、クローラーが来ているか、狙った言葉でどう見られているか。そうした確認にはSearch Consoleが役立ちます。サイトマップを登録する、必要なページを見てもらう、関連ページから内部リンクを送る。こうした基本を押さえるだけでも前進できます。
上がらないなら内容か伝え方を見直す
競合が強すぎるなら別ですが、そうでないのに上がらないなら、コンテンツが足りないのか、狙いがずれているのか、タイトルや説明文で内容が伝わっていないのかを見直します。実際、新しいサイトでも、お客さんが欲しい情報を営業現場の感覚から丁寧に作っていくと、一か月ほどで強めのキーワードが上位に入るケースはあります。特別な裏技ではなく、土台を合わせにいった結果です。
まとめ:まず顧客とコンテンツ、その後に技術
中小企業がSEOで悩んだ時に最初にやるべきことは、テクニック探しではありません。自分たちのお客さんが何を知りたくて、どんな言葉で探し、その検索の先で何を求めているのかを整理し、それに応えるコンテンツを作ることです。そのうえで、Search Consoleなどを使って認識や順位を見ながら改善を重ねる。技術的な施策は、その土台ができた後に乗せればよい。そこを逆にしないことが、中小企業のSEOを迷路にしない一番大きなポイントです。
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