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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- 非常時に会社が最優先で守るべきものが何かを整理できる
- 社内の不安や対立を減らすために、共有すべき目標が分かる
- 無理に攻める前に、働く人と会社を生き延びさせる発想が持てる
今回は臨時回として、かなり切迫した状況の中で何を最優先に考えるべきかを語っています。中心にあるのは、とにかく「会社を生き延びさせること」を共通目標にしてほしい、という強いメッセージです。
ここで言う生き延びるは、きれいごとではありません。仕事もしなければいけないし、会社も維持しなければいけない。その現実を踏まえたうえで、今は売上を大きく伸ばすことや新しい成果を無理に求めるより、まず働く人と会社を壊さないことを最優先に置くべきだ、という話です。
最初にそろえるべき目標
非常時には、経営者、従業員、部署ごとに見えている景色がずれやすくなります。不安の大きさも違えば、重視するものも違う。すると議論はかみ合わず、いがみ合いや感情的な衝突が起きやすくなります。
だからこそ必要なのが、「この会社をここで終わらせない」という共通目標です。今の会社がなくなれば、従業員も、取引先も、経営者自身も困る。ならばまずは、どうすれば雇用を守り、会社を維持し、落ち着いたあとにもう一度歩き出せる状態を残せるか。この一点に足並みをそろえることが大切だと語られています。
社内の対立を広げない
この回では、いろいろな立場の人がそれぞれの不安や正しさを持っていることも丁寧に踏まえています。安全を優先したい人もいれば、会社を維持する責任を強く感じる人もいる。外から入ってくる情報も多く、ネット上では感情のぶつかり合いも起きやすい。その中で誰かを責め合っても、前には進みにくいわけです。
上から下へ「今はこれを優先する」と方向を示し、その意図を共有することには意味があります。売上を大きく伸ばそう、新商品を当てようというような高い目標を急に置くと、それ自体が新たなストレスになります。まずはキープする、持ちこたえる、終わったあとにまた動けるようにする。このレベルに目標を置く方が、現実的で、心身も壊しにくいという感覚です。
病ませないことも経営の一部
この回で特に重いのは、精神的に潰れてしまったときの回復には長い時間がかかる、という実感が繰り返し語られていることです。短期間の強い負荷が、その後何年も影響することがある。私自身の体験もにじむからこそ、ここは単なる一般論では終わっていません。
一度深く沈んでしまうと、状況そのものが落ち着いた後でも、元に戻るには年単位の時間が必要になることがあります。だから今この時期に、働く人や経営者自身を追い込みすぎないことには、大きな意味があります。会社を守ることと、人を病ませないことは、別の話ではありません。
守りを作った先にある攻め
もちろん、余力があるなら新しい挑戦や発想の転換が生まれる可能性もあると話しています。強く圧迫された環境だからこそ、小手先ではない発想が出てくることもある。ただしそれは、まず足元を守れていることが前提です。
運転資金の確保や支援制度の活用など、とにかく冬眠状態でもいいから流れを止めない。そのうえで、状況が落ち着いたときに一気に戻れる体制を作る。攻めはその後です。この順番を間違えないことが、この回の大事な実際の現場感だと思います。
まとめ:まず会社と人を生き延びさせる
非常時に最優先すべきなのは、きれいな成長目標ではなく、会社と働く人を生き延びさせることです。社内で正しさをぶつけ合うより、「この会社を残す」という一点に目標をそろえた方が、結果として多くのものを守れます。
そして、その中には心身を壊さないことも含まれます。無理に走るより、まず持ちこたえる。必要なら外部の制度や支援も使いながら、終わったあとにもう一度歩き出せる状態を残す。この発想が、危機の時期を抜けるための土台になります。
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