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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- 厳しい局面では、回復後に飛び出す準備と、自社を能力ベースで再定義する作業を同時に進めるべきである。
- 商売をひと塊で見るのではなく、集客からリピートまでの流れに分けると、今改善すべき場所が見えてくる。
- 検証しやすい今は、ホームページを中心にフィードバックループを回すのが有効である。
- 「何を売ってきたか」ではなく、「何を生み出せるか」に目を向けると、次の道を作りやすくなる。
飛び出す準備を止めない
この回でまず強く出ていたのは、今の状況が永遠に続くわけではない以上、回復した時に飛び出せる準備を止めてはいけないという視点です。目の前の不安や嘆きにエネルギーを使い切ってしまうと、兆しが見えた時に動けません。
普段できない改善を進める時期
日常業務がボトルネックになっている時には、商売の仕組み全体を見直す余裕はなかなか取れません。だからこそ、今のように制約の中で手を止めざるを得ない時期は、普段後回しにしていた改善を前に進める機会でもあります。
準備そのものが前向きさを支える
この先どうなるか分からない時ほど、ただ耐えるだけでは気持ちも沈みやすい。けれど、次に向けた準備を進めている実感があると、会社としても個人としても持ちこたえやすくなります。準備は、未来の売上のためだけでなく、今の精神を保つためにも意味があります。
商売の流れを分解して詰まりを見つける
「売上を上げる」「利益を上げる」とだけ考えると、要素が多すぎて何から手を付けるべきか分からなくなります。そこで必要なのが、集客、見込み客育成、初回契約、リピートといった流れに分けて考えることです。
ボトルネックごとに打つ手は変わる
集客そのものが足りないのか、来ているのにすぐ帰ってしまうのか、問い合わせから商談に進まないのか、契約後の満足度が低いのか。問題の場所が違えば、当然打つ手も変わります。全部を一気に改善しようとすると、どこが本当の詰まりなのかが見えなくなります。
部門のズレが機会損失を生む
ホームページではキャンペーンを打っているのに、電話を取った担当者がそれを知らない。問い合わせフォームに書かれていた情報が商談担当へ渡っておらず、相手に同じ説明をやり直させる。こうしたズレは、反応率が悪い理由を流れで分解していくと見つかりやすい部分です。
今はホームページで改善のループを回す
現場のやり方そのものを変えることも重要ですが、来客や商談が減っている時期は、オフラインの改善は試しても検証しにくい。その点、ホームページやオンラインの導線は今でも変化が見えやすく、手を入れやすい領域です。
反応を見ながら回しやすい
打ち出しや広告文を変えたら、ページの回遊が増えたか、問い合わせページまで来る人が増えたかを見やすい。完全な正解はすぐ出なくても、どこが引っかかったかを確かめながら改善を続けやすいのが強みです。
フィードバックとアウトプットの螺旋を作る
現場や顧客の声を拾い、それをホームページや資料に反映し、その結果をまた見て次を変える。この循環が回り始めると、会社全体の学習速度が上がります。ラウンドナップという名前に込めたような、ぐるぐる回りながら少しずつ上がっていく螺旋のイメージです。
既存商品ではなく、自社の能力で考え直す
もう一つの柱が、過去の延長線だけで考えないことです。市場環境が大きく変わった局面では、「何を売ってきたか」だけを見ていると、発想がその商品やサービスに縛られてしまうんですよね。
見るべきは、作れた理由の方
大事なのは、それを作るために持っていた技術、人、設備、人脈、思いです。これまでの商品は一度忘れて、その能力を今の社会や働き方に当てはめたら何ができるのかを考える。そうすると、今の事業を少し横に広げるだけでは出てこない道が見えてきます。
オンリーワンでなくても道は作れる
ここで必要なのは、世界で自社しかできないことを探すことではありません。ほかにもできる会社はある。でも、今それを自分たちがやる意味があり、やり切れる。それで十分、商売の種になります。さらに、人の行動は危機が収まったあとも完全には元に戻らないかもしれない。だからこそ、未来の変化に合わせて自社を再定義する作業が重要になります。
まとめ:「売ってきたもの」から離れると次の道が見える
厳しい局面で必要なのは、まず回復した時に飛び出せる準備を止めないこと。そのためには、商売の流れを分解してボトルネックを見つけ、今はホームページを中心に改善のループを回すことが有効です。そのうえで、過去に売ってきたものではなく、それを生み出せた自社の能力に目を向ける。そこから考え直すことで、今をしのぐだけでなく、その先につながる道も作りやすくなります。
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