第260回:あるものが足りなければ、HP制作を10万円かけようが200万円かけようが変わらないのです

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • ホームページ制作の成果は、初期費用の多寡より、その後の運用に向き合う熱量で大きく変わると分かる。
  • 高額な制作でも、当事者意識が薄ければ、お知らせ更新だけで止まりやすいと整理できる。
  • 安く立ち上げても、仮説検証を回し続ければ半年ほどでかなり育てられると理解できる。
  • お金をかけるなら、見えない豪華さより、写真や初期支援など動き続けるための部分に使うべきだと見えてくる。

ホームページの成果を決めるもの

ホームページはいくらかけて作るべきか、という話はよく出ます。ただ、この回で一番強く語られているのは、制作費そのものを議論しても本質には届かないという点です。10万円でも300万円でも、見た目や初速の差は出ます。しかし、その後の成果を長く左右する決定打は、会社や担当者がどれだけ本気で向き合い続けるかにある、というのが全体のお伝えしたいことです。

制作費で変わるのは主に初速と見た目

たしかにお金をかければ、デザインの整い方、読み込み速度、使いやすさ、立ち上がりのスピードはよくなりやすくなります。ライティングや細かな設計まで含めて、最初から形の整ったサイトを作りやすいのも事実です。短期的に見れば、そこには差があります。

長期の成果を分けるのは当事者意識

ただ、そこで止まってしまえば高額なサイトでも伸びません。この回では、何百万円もかけたサイトが、その後はお知らせ更新とバナー差し替えだけで終わっている例が挙げられています。逆に、会社として成果目標を持ち、担当者が自分ごととして改善を続けるなら、安いスタートでも十分成果は出せる。つまり、成果を決めるのは制作費そのものではなく、運用に向かうモチベーションです。

成果を出す会社の動き

では、モチベーションがある会社は何が違うのか。この回では、単に気合いがあるという話ではなく、具体的な動き方の違いとして描かれています。

疑問を放置せず、すぐに掘る

アクセスは来ているのに反響につながらないのはなぜか。コンテンツを作っているのに露出が増えないのはなぜか。特定サービスだけ売れるのはなぜか。成果が出る会社は、こうした疑問にすぐ食らいつきます。自分で調べる、支援先に質問する、仮説を立てて次の一手を打つ。こうした試行錯誤が自然に回るから、サイトが育っていきます。

安いサイトでも半年で育つ

この回では、安価なホームページ作成サービスや、WordPress の簡易な構成でも、きちんと改善を続ければ半年ほどでかなりよくなると語られています。もちろんスマートフォン対応や SSL 対応のような最低限は必要です。ただ、その条件を満たしていれば、最初はシンプルでも構いません。むしろ早く立ち上げて、そこから利益を生み、その利益の一部を次の改善に回す方が、目的も要件も明確になりやすいという現場感のある話でした。

高額サイトでも止まる理由

一方で、立派なサイトを作っても成果が止まる会社には共通点があります。ここを押さえると、制作費の議論がなぜ空回りしやすいのかがよく見えてきます。

お知らせ更新だけでは伸びない

見た目がきれいで、スマートフォンでも崩れず、公開時点ではしっかりしているサイトでも、その後に改善の意思がなければ伸びません。ある部署から言われた更新だけをこなし、アクセス数だけを眺めて終わる。そういう運用では、せっかくの土台を自分たちで活かし切れなくなります。

怒られない仕事だけになる危うさ

この回では少し踏み込んで、当事者意識が薄いまま「怒られないための仕事」だけを続けている状態では、どんなホームページもうまくいかないと指摘しています。これは厳しい言い方ですが、現場では本当に起こりがちなことです。自分たちの利益の源泉を育てる仕事だと捉えられているかどうかで、改善の密度は大きく変わります。

お金を使うべき場所

だからこそ、制作費を高くすること自体より、どこにお金を使うかが重要になります。この回は、全部を安く済ませればよいと言っているわけではありません。

初期支援と伴走に投資する

本当に価値があるのは、担当者が動きやすくなる環境整備や、初期段階で成果を出しやすくする支援です。資料を整える、質問しやすくする、早めに小さな成功体験を作る。そうした支えがあると、担当者のモチベーションは上がり、その後の改善サイクルも回りやすくなります。

写真や最低限の品質には投資する

また、写真やデザインの最低限の品質にお金をかける価値はあるとも語られています。嘘っぽいストックフォトや、古さを感じる見た目は避けた方がよい。見る人が無意識に感じる違和感を減らす意味で、ここは投資先になり得ます。ただし、見えない部分まで豪華にすることが成果そのものを保証するわけではありません。

まとめ:制作費より続ける意志

ホームページ制作を10万円で始めるか、200万円や300万円かけるか。その差はゼロではありませんが、長い目で見た成果を決める主因ではありません。大事なのは、会社として少なくとも数年は改善を続ける気概を持てるか、担当者が疑問を掘って仮説検証を回し続けられるかです。制作費の高低だけで悩むより、まずは動き続けられる体制と気持ちを作る。その上で必要なところへ順番に投資していく方が、ホームページはずっと強く育ちます。

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