第162回:ホームページ作成の際に事業者側も知っておきたい、サーバやドメインなどのインフラの話

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • ホームページ作成では、デザインや文章だけでなく、プラットフォーム、ドメイン、サーバーといった基本・ベースとなる部分の判断が重要になる。
  • 特にドメイン名は将来の事業展開まで左右しやすく、安易に決めると後から足かせになりやすい。
  • リニューアルや新規公開は、土台づくりに加えて、理由、コンテンツ、検証まで含めて設計した方が成果につながりやすい。

見た目の前に土台

ホームページを作るとき、どうしても先に気になるのはデザインや導線です。もちろん大事ですが、それだけでは足りません。その下にあるインフラの選び方を外すと、せっかく作ったものが使いにくくなったり、育ちにくくなったりします。

プラットフォームをゼロベースで選ぶ

たとえばWordPressは便利ですが、どんな会社にも無条件で合うわけではありません。自社で更新していきたいなら向いていますが、更新頻度が低く、サーバーの制約も大きいなら、静的なHTMLの方が速くて扱いやすいこともあります。逆に、安い作成サービスで簡単に作れるからという理由だけで選ぶと、ブランドの見え方まで安っぽく見えてしまう場合もあります。

ドメインは将来の足かせにもなる

ドメイン名も軽く見られがちですが、とても重要です。会社名をそのまま使えるなら分かりやすい一方で、会社名が一般的すぎると他社と混同されやすくなります。さらに難しいのは、今の事業名をそのまま入れると、将来方向転換したときに内容と名前がずれてしまうことです。

事業を縛らない名前

この問題は意外と重く、名刺に載せるURLと実際の事業のずれは、社外にも社内にも影響します。私自身もドメインに「コンサルティング」と入れたことで、将来別の軸を強く出したくなったときに少し窮屈さを感じています。だからこそ、ドメインは今の事業だけにぴったり合わせすぎず、一段上の概念や会社全体を受け止められる名前にしておく方が動きやすいです。

サーバー選びが使い勝手を決める

サーバーも見た目には出にくいですが、日々の使い勝手をかなり左右します。特にWordPressのようにデータベースを使う仕組みでは、サーバー次第で表示速度も管理画面の快適さも大きく変わります。遅い環境だと、改善の努力より前に土台が足を引っ張ります。

安さより用途適合

容量やメールアドレス数、簡単インストールの有無だけで決めると、後から苦労しやすいです。実際、何をしても速くならないサイトが、サーバーを変えただけで一気に改善することは珍しくありません。多少費用が上がっても、自社の用途に合った環境を選ぶ方が、最終的なコストはむしろ下がります。

リニューアルにも理由が必要

ホームページの新規作成やリニューアルは、ただ見た目を変える作業ではありません。なぜ今作るのか、何を変えたいのか、どんな価値を届けたいのかという理由が必要です。そこが曖昧なままでは、公開自体を外へ伝える意味も弱くなってしまうんですよね。

コンテンツと検証を先に用意

理由が定まると、発信すべきコンテンツの方向も見えてきます。さらに、完成したサイトは第三者に使ってもらって確認した方が確実です。当事者だけでは分からない使いにくさが必ずあります。タイトルや説明文、モバイル対応、計測環境の設定まで含めて、公開前に整えておくと、基本・ベースとなる部分の上に乗るデザインや文章が生きてきます。

まとめ:ホームページはインフラから考える

ホームページ作成は、表に見えるデザインだけで決まるものではありません。プラットフォーム、ドメイン、サーバーという土台が、将来の動きやすさと日々の運用を左右します。そのうえで、作る理由と検証の流れまで設計できると、ホームページは単なる箱ではなく、事業を支える資産になっていきます。

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