関連FAQ
- Q.SNSを使ってもなかなか売上につながりません。どう活用すればいいですか?
- SNSユーザーは購買意欲が低いため、直接販促するより、会社の活動を発信して親近感を持ってもらう広報活動から始めるのがおすすめです。
SNSを使っているユーザーは何かを買おうという気持ちではないことが多いため、直接的な販促は成果が出にくい傾向にあります。まずは、会社の普段の活動や想いなどを発信し、お客様に親近感を持ってもらう「距離の近い広報活動」から始めてみてはいかがでしょうか。信頼感が育った先に、販促のチャンスが生まれるかもしれません。 - Q.自社の商品がSNSでの直接的な販促に向いているか、どうすれば判断できますか?
- 「SNSを見ている時に自社商品の情報が出てきたらクリックするか?」を想像してみるのが早いです。もし迷うなら、現段階ではやめた方が良いでしょう。
ご自身や第三者が、TwitterやFacebookをリラックスして見ている時に、あなたの商品やサービスの広告が表示されたとして、そのリンクを踏んで詳細を見たいと思うか、頭の中でシミュレーションしてみてください。もし答えがYESなら可能性がありますが、「うーん…」と迷うようであれば、SNSでの直接的な販促はまだ始めない方が賢明です。 - Q.SNSを「距離の近い広報活動」として使う場合、どんなことを発信すれば良いですか?
- 普段の仕事の様子や会社の想い、お客様の声などを発信し、会社の中を透明化して見せていくことが有効です。
売り込みではなく、会社の日常風景や働き方、お客様からいただいた声、製品や商品の写真(売り込み感なく)などを発信するのがおすすめです。会社の目指す姿を行動や写真と共に伝えることで、言葉だけで伝えるよりも親近感や信頼感が育まれやすくなります。
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ラウンドナップ・Webコンサル代表の中山です。
SNSを上手くビジネスに活用できないか?という思いは、恐らく誰しも一度は持ったことがあるのではないでしょうか。
実際、Twitter、Facebook、Instagramなど、どれも使ってないという人はかなり少ないでしょう。
なので、ここを上手く使ったら販促に役立つのではないかと思うのは自然なことです。
しかし、実際に行ってみると思ったような成果が出ることは稀です。
理由は複数ありますが、最も大きいのは「SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を使っている時の買い手は、物を買ったりサービスを申し込もうという気持ちではないから」です。
ただ、これは商品やサービスによります。
では、あなたの商品やサービスがそれにマッチしているかは、どう判断すれば良いのか…というと、頭の中でシミュレーションしてみるのが早いです。できれば、第三者に意見を聞いてみて下さい。
具体的には以下の様に考えてみて下さい。
「想像して下さい、みなさんがTwitterなりFacebookを見ていたり投稿したりしているときに、あなたの扱っている商品の情報がでてきたら、そのリンクを踏んで詳細を見ようと思いますか?」
これがYESなら、可能性があります。うーん、NOかな…という場合は、SNSでの直接的販促は現段階ではやめた方が良いでしょう。
基本的には”距離の近い広報活動”と考えた方が良いです
ではSNSは全く使えないかというと、そういうわけではありません。販促には使いづらいというだけです。具体的には「距離の近い広報」としては使いやすいです。
売り込むのではなく
- 自分の会社が普段どんなことをしているのか、どんな働き方なのか
- 会社としてどんな会社を目指していて、だからお客さまにどんなことをしているのか
- 最近お客さまからどんな声をもらったのか
- 売り込みではない、製品や商品の写真
- 地域のイベントへの参加
など、会社の中を透明化していき、中の人たちへの距離を近づけていくことによって、自然と親近感や信頼感が醸成されていくことを目指すのです。
また、会社がいったいどんな事を世の中に提供したいと思っているのかを、行動や活動を元に発信することも有効です。ホームページのミッションのページや代表の挨拶などで言葉だけで伝えるより、行動や写真と共に伝える方が、何倍も伝わりやすいからです。
まずはその様なところからゆっくりと、会社全体で初めて行くことをお勧めします。
その中で、自然とアイディアが出始めて、何か仕掛けられるかなと思った時に、少し販促寄りの行動を起こしてみてはいかがでしょうか。