第250回:Googleで大きな変動があったとき中小企業が取るべきスタンスと対策とは?

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • Google検索で大きな変動が起きた直後に、すぐ対策へ走らない方がよい理由が分かる。
  • 変動時に見るべき情報と、捨てた方がよい情報の見分け方が分かる。
  • SEOで一番怖いのは順位変動そのものではなく、焦って誤った手を打つことだと理解できる。
  • ビッグワード上位だけを追うのではなく、指名検索を増やすことが本当のゴールです。

大変動の直後に判断しない

この回の出発点は、Googleの検索結果がかなりおかしく見える大きな変動です。カテゴリーページの七ページ目が一位に出てきたり、企業名で調べたのに別言語のFacebookページが上位に出たりと、見た目にも異常な状態が続いています。ただ、この回で強く言われているのは、こういう時こそ今の順位を材料に深読みしないことです。

ロールアウトには時間がかかる

仮にアップデートだとしても、Googleの変化は一瞬で全世界に行き渡るわけではありません。一般には一週間前後、長ければ二週間ほどかけて浸透していく前提で見た方がよいとされています。その途中では、初日に大きく動いても、数日後にはかなり戻ることもあります。だから一日目や二日目の順位を見て、原因分析や改善施策に踏み込むのは早すぎます。

上がっても下がっても今は触らない

変動直後は、下がった側だけでなく、上がった側も同じです。今の上位サイトを見て、ここが答えだと決めつけてしまうと、途中経過を正解だと思い込む危険があります。どうしてもこの時期に取りたいキーワードがあるなら、広告など別の手段で一時的に穴を埋める方が現実的です。SEOは元に戻すのに時間がかかるので、慌てていじる方が傷が深くなります。

変動時に見る情報を絞る

順位が荒れると、SNSやブログ、動画や有料情報まで一気に情報が増えます。問題は、そうした情報の多くが推測の積み重ねだということです。ここで問われるのは、誰の情報を信じるかです。

観測範囲が狭い発信は鵜呑みにしない

個人のブログや、狭い範囲のアフィリエイトサイトだけを見て語っている発信は、その人の世界では正しく見えても、全体では特殊事例かもしれません。特に最近の検索変動は、業種やクエリごとに動き方が違うため、自分の周囲だけを根拠にした話は危うい。この回では、裏付けの薄い感想や希望的観測ベースの投稿は、基本的に捨てるくらいでちょうどよいとされています。

広いデータを持つ専門家を見る

逆に頼りになるのは、多くのサイトデータを継続的に見ている会社や専門家です。観測範囲が広いほど、個別事例ではなく全体傾向として話せるからです。普段から信頼できる相談先を一つ持っておくことが大事だという話も、ここにつながっています。変動のたびに情報の正誤を自力で見極めるより、長く追っている人の視点を借りる方が安全です。

裏技よりも慎重さを優先する

大きな変動が起きると、必ずと言ってよいほど「これをやれば戻る」「今だけ効く」といった話が出てきます。ただ、この回では、そういうものは初心者ほど近づかない方がよいとかなりはっきり言っています。

SEOは戻しにくい

広告やSNSなら、試して違えばすぐ方向転換できます。けれどもSEOは、一度手を入れて間違えた場合に戻るまでが長い。特に小規模サイトほどその影響が長引きやすいので、勢いでの修正は危険です。大変動の時期こそ、何もしない勇気が必要になります。

裏技は前提から疑う

そもそも、長く効き続ける裏技はほぼありません。仮に一時的に効いたとしても、後から無効化される可能性が高い。だからこそ、目先の順位を戻すための小手先ではなく、正攻法で積み上げる姿勢が中小企業には合っています。その判断を助けてくれる専門家を一人持っておく方が、結局は近道です。

本当のゴールは指名検索を増やすこと

この回の後半で重要なのは、SEOのゴールをどこに置くかと考えてはどうでしょうか。一般キーワードで上位を取ることには意味がありますが、そこを最終地点にしてしまうと、今回のような変動に振り回され続けます。

ビッグワード上位は通過点

たとえば「ホームページ制作 地域名」のような検索で見つけてもらうのは、まだ最初の接点づくりにすぎません。本当に目指すべきなのは、会社名やサービス名、担当者名といった固有名詞で検索してもらう状態です。そこまで行けば、アルゴリズム変動の影響をかなり受けにくくなります。

名前で探される会社を作る

この回では、実際に自社でも一般語の順位変化はある一方で、指名検索の流入が落ちていないから受注は大きく崩れていない、という実感が語られています。ポッドキャストやメルマガ、書籍や紹介など、いろいろな接点を通じて覚えてもらい、最後は名前で探してもらう。SEOをそのための露出装置として捉えると、アップデートへの構え方も変わります。

まとめ:焦らず、依存を減らす

Googleで大きな変動が起きた時に中小企業が取るべき基本姿勢は、まず焦らないことです。一週間から二週間は様子を見て、観測範囲の狭い情報や裏技に飛びつかない。そのうえで、信頼できる専門家やデータ量のある発信を参考にしながら、自社の方向を見直していくことが大切です。そしてもっと根本では、一般キーワードの順位だけに依存せず、指名検索で来てもらえる会社へ近づくことこそが、変動に強いSEOの土台になります。

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