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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- コンテンツ施策が成果につながらないとき、どこで流れが切れているかを点検できる
- トップ、ミドル、ボトムの一貫性がなぜ重要なのかを実感できる
- AI時代の集客コンテンツで何を差別化の軸にすべきかが分かる
前回の続きとして、今回は「コンテンツを作っているのに成果が出ない」状態をもう少し具体的に掘り下げています。結論だけ言えば、単に記事数の問題ではありません。お客さんが出会ってから選ぶまでの流れが、サイトの中でつながっているかどうかが大きな分かれ目です。
そのうえで今回は、流れが切れる場所、一貫性が崩れる場所、そしてAIの普及でますます厳しくなる集客コンテンツの現実まで話が進みます。
まず点検したいのは道筋の欠落
私が繰り返し強調しているのは、トップオブファネル、ミドルオブファネル、ボトムオブファネルをつなげて考えることです。初めて知ってもらう段階から、興味を深め、比較し、最後に相談や問い合わせへ進む段階まで。それぞれに対応するコンテンツが必要です。
うまくいかないケースでは、この道筋のどこかに穴が空いています。入口の記事は多いのに、その先で比較や判断を支える材料がない。逆に、自社の良さを語るページはたくさんあるのに、そもそも見つけてもらう仕組みが弱い。こうした欠落があると、努力が成果に変わりません。
だから、コンテンツ単体の出来より先に、流れとして並んでいるかを見直す必要があります。流しそうめんの竹が途中で切れていたら、どれだけ上から流しても届かないのと同じです。
集客コンテンツに必要な一貫性
今回の後編で特に印象的なのが、一貫性の話です。集客用コンテンツだけ元気で勢いがあり、その先のサービス説明や会社情報に移った途端に雰囲気が変わる。あるいは入口では強みを言っていたのに、奥のページではその話が見当たらない。こうしたズレは、今の読み手にとってかなり敏感に伝わります。
人は今、言っていることとやっていることのズレに非常に敏感です。入口と中身に違和感があると、「うまく集客された」「話を盛られた」と感じてしまいやすい。結果として、せっかく流入しても、その先で信用を落としかねません。
その意味でも、トップのコンテンツだけを外注で量産し、サービス側の文脈と切り離してしまうやり方には限界があります。見つけてもらうための言葉と、選ばれるための言葉は、切り離さずにつなげる必要があります。
AI時代に集客コンテンツだけで戦う難しさ
さらにややこしいのが、集客用コンテンツの飽和です。サジェストや周辺キーワードから記事を作るやり方は、今も有効な面はあります。ただ、そのネタ元はみな似ています。結果として、各社が同じようなテーマ、同じような切り口に集まりやすくなります。
そこにチャットGPTのような支援ツールが加わると、形だけ整った記事は今後ますます増えていきます。そうなると、単に網羅しただけのコンテンツで差をつけるのはさらに厳しくなります。上位表示を狙う競争そのものが、より赤くなるわけです。
だから、集客コンテンツに何を書くかだけでなく、何を足せば自社らしくなるかを考えなければいけません。表面的な情報整理だけでは埋もれやすくなります。
差を生むのは現場から戻ってくる情報
そこで重要になるのが、現場からのフィードバックです。お客さんが最近困っていること、嫌だったこと、比較で迷った点。そうした話を直接聞ける関係性を持ち、その内容を再びコンテンツへ戻せる会社は強い。私は、この点をかなりはっきり語っています。
Googleも専門性や信頼性だけでなく、独自の経験を重視する方向に寄っています。そうなると、こたつ記事的なまとめだけでは苦しくなります。現場で見たこと、顧客とのやり取りから得たこと、施工や支援の途中で分かったこと。そうした一次的な手触りが、そのまま差別化の材料になります。
検索順位だけでなく制約まで考えるなら、隠れてしっかり儲かっている会社がやっているのは、まさにこうした地味な積み重ねです。表では派手に見えなくても、現場とつながった情報発信が効いています。
頭を柔らかくした入口づくり
もう一つ示唆的なのは、激戦キーワードのど真ん中だけで戦わないという視点です。外壁塗装なら外壁塗装だけ、WebコンサルならWebコンサルだけで考えるのではなく、別の悩みや文脈と結びつけて入口を作る。そうした柔らかい発想も、今後は重要になります。
本筋から外れすぎる必要はありませんが、お客さんの悩みは商品名だけで始まるとは限りません。だからこそ、需要の蛇口をどこで見つけるかを広く考える価値があります。
まとめ:流れと現場感の両立
コンテンツ施策で成果が出ないとき、まず確認したいのは、トップ、ミドル、ボトムの流れがつながっているかどうかです。そのうえで、入口から奥のページまで一貫した印象と約束が保たれているかも重要になります。
さらに、AI時代の集客コンテンツはますます似通いやすくなります。だからこそ、自社の現場や顧客との接点から戻ってくる一次情報をどう載せるかが差になります。量だけで押し切るのではなく、流れと現場感を両立させること。それが、これからのコンテンツ施策の軸になっていきます。
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