Webコンサルタントとは?支援内容の違いと依頼前に確かめたいこと

Webコンサルタント業務日誌

「Webコンサルタント」という名前だけでは、頼めることは分からない

「Webコンサルタントに相談すると、何をしてくれるのだろう」。Webサイトの改善や集客を考え始めた企業なら、気になるところだと思います。

実際には、この肩書だけで仕事内容は決まりません。制作会社や広告代理店が、制作・運用と合わせてコンサルティングを提供することもあります。同じ言葉を使っていても、具体的に頼める仕事はサービスによって違います。

そのため、「Webコンサルが必要か」と考える前に、自社は何に困っていて、外部の人にどこを担ってほしいのかを見ていくほうが、依頼先を選びやすくなります。このページは、Web活用を進めたい中小企業の経営者・担当者に向けた、依頼前の判断ガイドです。

Webコンサルティングには、さまざまな支援の形がある

Webコンサルティングという言葉が指す内容には、大きな幅があります。SEOや広告など一つの領域への助言もあれば、課題の調査、施策の計画、実作業、継続的な相談まで担う支援もあります。

次の表は、よく見られる支援の形を4つ挙げたものです。すべてのサービスを漏れなく分ける分類ではありません。一つの会社が複数の形を組み合わせることもあります。自社が依頼したい仕事を考える際の例として見てください。

支援の形(例) 主に頼むこと 依頼前に確かめたいこと
特定領域の専門支援 SEO、広告、アクセス解析など、対象を絞った調査・助言・改善 その領域以外の課題も検討するのか。提案だけか、実行も含むのか
現状診断・計画づくり 何が問題かを調べ、目標や優先順位、施策の計画を決める 調査の対象と成果物は何か。計画後の実行を誰が担うのか
実行・運用と一体の支援 制作、広告運用、コンテンツ改善などを、計画から実作業まで進める 契約に含む作業は何か。他の手段も比較して提案するのか
継続相談・伴走支援 定例会や随時の相談を通じ、施策の判断、進行、振り返りを支える 会議以外に何をするのか。実作業や外注先との調整は含むのか

例えば「伴走」と書かれていても、毎月のレポートと助言が中心のサービスもあれば、担当者や外注先と一緒に実行を進めるサービスもあります。「戦略から実行まで」という表現も、実作業を同じ会社が請け負うのか、別の会社へ依頼するための支援なのかで意味が変わります。名称ではなく、契約に含まれる行動と成果物を見てください。

まずは、自分たちの会社に必要な支援を考える

必要な支援は、いま何に困っているかによって変わります。次の例から、自社に近い状況を探してみてください。

やりたい施策が決まっているとき

例えば、広告を出す目的と予算が決まり、広告運用を任せる人だけが足りないなら、広告の専門会社へ直接相談する方法があります。「Webコンサル」という肩書を持つ相手を、必ず間に入れる必要はありません。ただし、広告以外も含めて手段を見直したいなら、調査や計画を頼めるか確認してください。

何から手を付けるべきか分からないとき

「サイトを作り直すべきか、広告を出すべきか、今あるページを直すべきか」が決まっていない段階なら、先に現状診断と優先順位づけが必要です。特定の施策を発注する前に、何を調べ、どう選ぶかを相談できる相手が合います。

最初の相談先が特定の施策だけを扱う場合は、それ以外の手段も検討できるか聞いてみてください。相談先の守備範囲を確かめる考え方も参考になります。

外注先の提案や成果物を判断できないとき

すでに制作会社や広告代理店と仕事をしていても、「提案を採用してよいか」「費用に見合う内容か」「納品物を何で評価するか」が分からないことがあります。この場合、作業を引き受ける人を増やすより、発注内容や結果を一緒に検討できる相手が必要かもしれません。既存の依頼先を変えることが前提ではありません。

外注先へ何を頼み、納品後に何を確認するかについては、外部パートナーとの分担を扱ったPodcastでも取り上げています。

方針は決まっていても、実行が止まっているとき

計画だけ作っても、担当者の時間や技術が足りなければ進みません。実作業を頼めるか、社内で進める仕事を小さく分けられるか、外注先との調整を任せられるかを確認してください。助言を受けるだけで動ける体制かどうかも、依頼先選びに影響します。

Webコンサルに相談する前に、何を考えておくか

自社の課題を最初から正確に言い当てる必要はありません。何が問題か分からないなら、その状態を伝えて構いません。ただ、次の点について「分かること」と「まだ分からないこと」を確認しておくと、相談で話を進めやすくなります。

  • Webを使って増やしたいもの。問い合わせ、来店、採用応募など
  • 現在行っている施策と、その結果で気になっていること
  • 社内で判断できる人、実際に作業できる人、参加できる時間
  • すでに依頼している会社と、任せている仕事
  • 今回、助言が欲しいのか、計画が欲しいのか、実行まで頼みたいのか。決まっていなければ「未定」でよい

考えた内容は、そのまま相談で伝えて構いません。例えば「問い合わせが減った。サイトを直すべきか広告を増やすべきか判断できない。担当は兼務で、制作は外部へ頼んでいる」と伝えれば、単なる制作の見積もりが欲しいのではなく、原因と優先順位を検討したいことが伝わります。

契約前に、支援範囲と仕事の分担を確かめる

相談で印象が良くても、契約後に「そこまでやってくれると思った」とならないよう、次の点は具体的に確認しておきたいところです。

  1. 調査範囲:Webサイトだけを見るのか、集客経路、営業とのつながり、社内体制まで見るのか。
  2. 成果物:レポート、計画書、施策の指示書、制作物のうち、何が出てくるのか。
  3. 実行担当:提案した施策を、社内、依頼先、別の外注先の誰が進めるのか。追加費用はあるか。
  4. 継続中の関与:定例会の頻度、会議外の相談、外注先との連絡や進行管理はどこまで含むのか。
  5. 判断と評価:最終決定は誰が行い、実施後は何を見て続行・変更を決めるのか。
  6. 実際の担当者:相談時に話した人が支援を担当するのか。自社の事情をどのように把握してくれるのか。

同じ「月額のWebコンサル」でも、契約に含まれる範囲が違えば、受けられる支援は別物です。料金だけ、あるいは「伴走」「ワンストップ」といった言葉だけでは比較できません。Webコンサルティングの費用と見積もり時の確認点や、実際の担当者を確かめる視点を扱ったPodcastも参考にしてください。

ラウンドナップWebコンサルティングの場合

ここまで述べたのは、依頼先全般を選ぶための考え方です。以下は、ラウンドナップWebコンサルティングがどのように支援するかという、当社固有の説明です。

ラウンドナップWebコンサルティングは、企業が自社の目的、依頼した仕事の内容、費用をかけて何が変わったかを理解し、次に何をするか判断できることを重視しています。すべてを社内で行うことは求めません。外部へ任せる仕事があっても、何のために頼み、結果をどう見るかを一緒に考えます。

継続支援では、当社が前月の取り組みと結果を確認し、次に行うことを相談します。何を根拠に施策を選び、実施後に何が変わったかも共有します。必要に応じて、会議以外の相談や実務支援、作業代行を組み合わせます。ただし、会議の頻度や実作業が契約に含まれるかどうかはプランと依頼内容によって異なります。「助言だけ」か「全部代行」かの二択ではなく、その会社に合う分担を考えます。

ラウンドナップWebコンサルティングの具体的な支援内容はサービスページに、各プランで担う範囲は料金・プランのページに記載しています。自社に必要な支援がまだ分からない方は、無料Webサイト診断からご相談いただけます。

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